日本銀行が政策金利を1.25%程度へ引き上げる決定を発表し、緩和的な金融環境を維持しつつ今後も利上げペースを加速させる姿勢を示した。
日本銀行は18日の金融政策決定会合で、無担保コール翌日物金利の誘導目標を約1.25%へ引き上げることを決定した。引き続き金融環境は緩和的とし、利上げを継続していく方針を示した。
今回の利上げは0.25ポイントの引き上げで、1995年以来31年ぶりの高水準となる。植田和男総裁体制では2024年3月のマイナス金利解除を含め、6回目の利上げとなり、日銀は3カ月ぶりの引き上げを実施した。
政策委員9名の採決は賛成7・反対2だった。反対票は浅田統一郎氏と佐藤綾野氏の審議委員で、浅田氏は据え置きを指摘、佐藤氏はこのタイミングでの利上げは不適切と主張した。
市場では円安が進み、円は対ドルで一時157円台へ下落。大阪取引所の日経平均先物は上昇した。日銀は今後も経済・物価見通しを踏まえ、利上げペースと緩和度合いを適切に調整していく方針を改めて示した。