日銀は金融政策決定会合で政策金利を1.0%から1.25%へ引き上げる見通しで、約31年ぶりの高水準となる見込み。為替は円安方向に動いており、利上げペース加速の観測が高まっている。
日銀はきょうまで開かれている金融政策決定会合で、政策金利を現在の1.0%から1.25%へ引き上げる見通しと伝えられており、約31年ぶりの高水準になる見込みである。3か月ぶりの利上げを見込み、円安の進行を背景に物価上昇リスクを抑えるため利上げのペースを速める可能性がある。現状は1ドル=156円台で推移している。
一方、米国の利上げ転換もあり、日米の金利差縮小の期待は限定的とみられる。日銀は原油高やAI需要の高まりも物価上昇の要因とみなしており、関係者の間には“あと1回の利上げではまだ足りない”との声もある。だが、利上げには景気を冷やす側面が伴うため、適切な水準を探りつつ慎重に判断が進むとされている。