香港株式市場は午前の取引でハンセン指数が続伸。株主還元を後押しする融資支援策への期待から本土系テック株の買い戻しが優勢となっている。
2日午前の香港株式市場でハンセン指数は続伸し、午前の終値は前週末比142.99ポイント高の2万3437.41だった。市場では株主還元を支援する融資策について中国人民銀行と中国証券監督管理委員会が金融機関と会合を開くとの伝えが伝わり、本土系テック株を買い戻す動きが優勢となった。とはいえ、本土マネーの売り越しは続き、相場の重荷となっている。
ネットサービスの騰訊を含む本土系銘柄を中心に買い戻しが入る一方、資金の流出は継続しており、全体の相場の押し上げ要因は限られている。市場関係者は融資支援策の具体的な内容と実行時期に注目している。
今回の動きは、株主還元を支援する金融機関との会合を受けた短期的な買い戻しの様相が強く、長期的な市場動向にはまだ不確実性が残る。投資家は資金の流れと本土系銘柄の動向、ならびに中国当局の政策対応を引き続き観察する必要がありそうだ。