話題株ピックアップの夕刊で、サンバイオが急反発。ローツェが通期予想を上方修正し配当を増額、HENNGEは新サービスを開始して大幅高、吉野家ホールディングスは決算と配当予想を上方修正した。その他の銘柄も前日比で上昇を見せた。
サンバイオは5日に、市販後1例目となる投与が北海道大学病院で実施されたと発表した。投与薬剤は外傷性脳損傷に伴う慢性期の運動麻痺の改善を狙う細胞治療薬「アクーゴ脳内移植用注」。北大病院は8日に記者会見を行っており、手術後の麻痺の症状は改善傾向と報じられている。これを材料視した買いが優勢となり、株価は急反発した。
ローツェは3日ぶりに急反発。8日の取引終了後、27年2月期第2四半期累計の決算を発表し、通期業績予想を上方修正。売上高は1590億2100万円から1800億700万円、営業利益は381億1200万円から530億7800万円、最終利益は278億900万円から377億7900万円に引き上げ。期末の一括配当予想も20円から28円へ増額。生成AIの需要拡大による半導体設備投資の増加が背景とされ、受注状況の改善も示された。
HENNGEは大幅高。クラウドセキュリティサービス「HENNGE One」に続き、新サービス「HENNGE Domain Protection」の提供を開始したと発表。DMARCに対応してなりすましを防止し、ブランド保護につながるとして材料視された。
吉野家ホールディングスは4日続伸。8日の決算発表に合わせて、通期業績予想を上方修正し、年間配当を24円へ引き上げ。8月中間期の実績も上方修正の要因となり、客数獲得施策やデジタル化推進が業績を押し上げた。
福山通運は3日ぶりに反発。9月度の輸送実績月次速報を発表し、運賃収入は前年同月比で増加。1日当たりの輸送重量は4.1%増、運賃単価は2.7%増と、増収基調が続いていることが市場の評価材料となった。