荏原実業に対する投資家動向の変化が伝えられ、リンテックは新棟建設に25億円の投資を発表、技研製作所は消耗部品の一部自社生産を開始した。
注目銘柄の動向として、英投資ファンドのニッポン・アクティブ・バリュー・ファンド(NAVF)が荏原実業の共同保有分を含む保有株比率を12.69%に上昇させたことが伝えられた。保有目的は経営の助言や重要提案を行うこととされ、株価に中期的な株式価値向上期待が浮上している。荏原実業は下水処理施設向けの環境装置を中心に実績があるファブレス系の装置メーカーとして紹介されている。続報次第で需給や経営判断に影響を及ぼす可能性がある。
リンテックは伊奈テクノロジーセンターに25億円を投じて新棟を建設し、開発エリアを従来比約1.5倍、製造エリアを約1.6倍拡張する。10月から稼働を始め、半導体関連装置の需要拡大に対応する。新装置開発力の向上と生産能力の増強を狙い、今後の受注動向に注目される。