韓国のMirae Asset Securitiesが日本の岡三証券グループ傘下の三晃証券の株式100%を約50億円で買収し、日本市場への現地再進出を目指す。取引は米国の中間持株会社を通じて進められ、2027年3月までの完了を想定している。
韓国のMirae Asset Securitiesは、日本の岡三証券グループ傘下の三晃証券の株式100%を約50億円で取得する。取引は米国の中間持株会社を通じて進め、2027年3月終了を目指す。今回の買収により、第一種金融商品取引業者の登録を承継し、自己売買事業を第一歩とする。
三晃証券は2026年3月決算ベースで純資産約46億円、純利益約4800万円の規模。現地法人・事業体制を活用して、自己売買専門の人材をMirae Asset Securitiesが雇用承継し、組織を拡大する方針だ。日本市場での株式自己売買事業は今回が初となる。
中長期の目標はリテール顧客の取り込みで、早ければ来年からモバイルトレーディングシステムMAPSを活用したリテール営業を開始する見通し。Global Xが運用するETFを岡三証券の顧客へ販売する案も協議され、取引プラットフォームの活用拡大が検討されている。
外資系金融機関の日本復帰が相次ぐ中、日本の金融庁の規制審査を経て取引完了を迎える見通し。今回の動きは、日本市場でのライセンス確保と現地拠点の拡充を通じた長期的な事業展開を示唆している。