栃木県鹿沼市の新鹿沼駅で除草作業中に特急列車にはねられ4人が死亡。東武鉄道は中間報告書を国交省へ提出し、安全管理に関するルール違反が複数確認された。
栃木県鹿沼市の新鹿沼駅で除草作業中の事故により、4人が死亡した。東武鉄道は30日、中間報告書を国土交通省関東運輸局に提出した。報告書では現場の指揮体制に問題があったことが指摘されている。
作業指揮を本来任されていた作業指揮者は除草作業の経験が乏しく、非番だった上司の現場代理人に指揮を委ねたとの説明があり、現場での打ち合わせ不足や指示系統の混乱が確認された。
事故発生時、列車見張り員の配置や退避位置の打ち合わせがなく、代理人の指示に従わなかった作業員が死亡に至った経緯が描かれている。列車接近時の合図や中継見張りの連絡不全も指摘された。
東武鉄道の運輸部長は会見で謝罪し、原因究明と再発防止のため第三者委員会を設置する方針を示した。事故は8月20日に発生し、スペーシアXにはねられ死亡した。