亀田製菓は2027年3月期第2四半期決算を公表。国内米菓の販売好調にもかかわらず、海外事業の収益悪化が影響して通期の業績予想を下方修正した。
亀田製菓は新潟市の本社で第2四半期の連結決算短信を公表し、売上高は690億300万円、前年同期比で4.9%の増収を示した。営業利益は24億7,400万円となり、前年同期比で24.1%増と伸びた。経常利益は24億100万円、同20.9%増、親会社株主に帰属する中間純利益は14億8,000万円で、同期間比では93.4%減と大幅に減少した。
国内米菓事業と食品事業はともに増収・増益となり、価格改定やブランド集中、生産性向上が寄与した。一方、海外事業は北米のTH FOODS, INC.で人員流動化と供給能力の制約により生産効率が低下し、営業利益は前年比で95.0%減となった。
中間純利益の大幅減少は、前年同期にTH FOODS, INC.の連結子会社化に伴う差益を計上した反動が要因と説明された。これを踏まえ、国内米菓の原材料・エネルギー価格高騰と価格改定後の販売数量減少、北米事業の生産効率低下・追加コストの影響を受け、通期連結業績予想を下方修正した。
新たな通期予想では売上高が1,420億円、営業利益55億円、経常利益51億円、親会社株主に帰属する当期純利益が25億円と見込まれる。国内米菓では価格改定の効果が第4四半期以降に表れる見通しで、北米では賃金見直しや採用強化、生産ラインの効率改善を進め、供給能力の回復を図る。