シークスが2026年上期決算説明会で、上期純利益が46億円に達し前年同期比46%増となった。欧州の黒字化と産業機器の急拡大が利益成長を牽引した。
シークスは2026年12月期の上期決算説明会で、上期の連結純利益が前年同期比で大きく伸びたことを明らかにした。平岡社長は「増収が利益に直結しやすい体質となった」と強調した。
1Hの売上高は1507億円、売上総利益は157億円、営業利益は56億円、経常利益は64億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は46億円となり、売上総利益率は10.4%、営業利益率は3.7%へ改善した。為替影響を除く実質ベースでは売上高が1.6%減だが利益は改善した。
セグメント別には欧州の黒字化が最大の要因となり、欧州の営業利益は前年同期の赤字5.7億円から黒字2.8億円へ転じた。日本は営業利益を4.6億円から10.2億円へ拡大した一方、中華圏は減益、米州は微減となった。産業機器は23.2億円の営業利益へ拡大し、構成比も上昇した。
新規顧客・新規事業の柱として、欧州の大手電機メーカーとの取引拡大や一気通貫の産業機器ビジネスの育成を挙げ、次期中期経営計画で100億円超の規模へ成長を目指す計画を示した。財務体質の強化も進み、在庫日数や売掛金回転日数の改善、フリーCFの創出、自己資本比率の向上を継続する見込みだ。