シスメックスは2027年3月期の第1四半期決算で営業利益が39.5%増、売上高が23.6%増と堅調。上期の営業利益予想を250億円へ引き上げ、通期見通しも修正した。
シスメックスは第1四半期決算で、売上高が1306億7400万円、営業利益が148億2100万円となり、前年同期比でそれぞれ23.6%、39.5%の増加となった。親会社帰属の四半期利益は86億9100万円で、前年同期比90.9%増となった。
同日、上期の営業利益予想を250億円へ引き上げ、税引前利益および親会社帰属の中間利益も上方修正した。新しい上期見通しは前年上期の329億5700万円と比べ24.1%減の見込みとなる。
通期の見通しも売上高を5350億円から5450億円、営業利益を580億円から600億円へ修正。為替の影響と米州の機器売上の好調を理由として挙げつつ、地域別の回復時期を見極める姿勢を示した。第2四半期以降の見通しには慎重さを残す。
地域別では米州の機器売上が好調な一方、中国は減少、国内は生化学検査事業の運営開始効果で増益寄与。第2四半期以降の売上構造が、機器と試薬・サービスの積み上がりでどう推移するかが焦点となる。