今週のドル円は米金利の高止まりが続く見通しだが、上値は限定的との見方。FOMCの引き締め方針や長期金利の上昇、主要指標の発表を控えた動向に留意が必要となる。
投資情報会社・フィスコが今週のドル円見通しを解説する。米金利高が続くなか、ドル円の上値には警戒感がある一方、インフレ指標の動向次第でドル買いが再燃する可能性も指摘されている。
直近の米連邦公開市場委員会(FOMC)で引き締め的な政策方針が示され、米長期金利が上昇基調を強めている。10年債利回りは2007年以来となる高水準に浮上しており、ドル買い地合いが続くと見られる。
注視されるコアPCE価格指数は前年同月比横ばい、前月比は上昇が予想され、インフレ圧力を意識したドル買いが見込まれるとされる。短期筋のドル買い継続予想とともに、160円台前半を上値メドとする見方がある。
日米首脳会談を経て為替介入の警戒感が高まり、160円に接近すればドル円の上値は重くなるとみられている。米国の財政・外交動向も相場の材料として挙げられている。
米8月コアPCE価格指数は前年比+3.7%、前月比は+0.3%と予想され、米9月雇用統計では失業率4.2%、非農業部門雇用者数は前月比+10.4万人、平均時給は前月比+0.3%が見込まれている。