16日の欧米外為市場ではドル・円は伸び悩む展開が想定され、米利上げ観測と日銀の引き締め姿勢への思惑が交錯した。中東情勢で原油相場が上昇する中、ドル買い材料は限定的となりそうだ。
16日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開が予想された。米利上げ観測が高まる一方で日銀の引き締め姿勢への思惑が円売りを抑制する見方となっている。ユーロ/米ドルは1.1550ドル台から軟化し、ドル/円は155円台に再浮上した。
直近期の動向として、インフレの加速を受けFOMCでの利上げ観測が高まるも、金利高は一服する場面があった。中東の原油供給停止報道を受け原油相場の上昇が続き、ドル買いは引き続き観測される可能性がある。
本日以降の海外市場の焦点は米金融政策に移り、FRBが政策金利を引き上げた場合ドル買いが先行する可能性がある。ただし市場の9割が利上げを織り込んでおり、過度なドル高には注意が必要とみられる。日銀は引き締め加速の方針を見極める展開が想定され、ドルの上値を抑える要因となろう。
【今日の欧米市場の予定】18:00 欧・鉱工業生産(7月)予想-0.9%、21:30 米・輸入物価指数(8月)前回5.9%、23:00 米・NAHB住宅市場指数(9月)予想34、27:00 FOMC金利発表(予想3.75%、前回3.75%)