ビットコイン ETFから純流出額が4億6270万ドルを記録。今週はFRB・英中銀・日銀の政策決定を控え、市場はマクロ動向の影響を警戒している。
先週のビットコインは3.8%下落し、ビットコインETFの純流出額は4営業日で4億6270万ドルに達した。対照的にイーサリアムETFは同期間に約1億9710万ドルの純流入を記録した。ステーブルコインの時価総額は3090億ドルへ増加している一方、ビットコインの市場占有率は低下を続けている。
今週はFRB・英中銀・日銀の政策決定が控え、原油高やインフレ動向などを背景にタカ派寄りの姿勢が示唆される場面もあると見られている。市場はFOMCを含む日程を前に、資産のリスク度合いを再評価している。
ビットコインのドミナンスを示すBTC.Dは9月4日以降約2%低下。これに対しETHは欧州圏を中心に相対的な強さを見せ、ジーキャッシュやユニスワップなど一部アルトコインの動きも堅調だった。資金は暗号資産市場内での移動を続け、ステーブルコインの拡大も観測されている。
技術的には、BTCは7万6000ドルを維持できるかが焦点となっている。これを下回れば急落リスクが高まり、直近の月間高値である8万2300ドルへの回復が難しくなる可能性がある。今週の動向次第で、リスク資産全体の流動性や資金の配分が変動し得る。