今週は米国のFOMCと日銀の金融政策決定が重なり、ビットコイン市場は金利動向と円相場の影響を受けやすい状況になると見られている。米長期金利の動向と円高の進行が資金の動きに影響を及ぼす可能性がある。
今週、ビットコイン市場は大きな山場を迎える見通し。米連邦準備制度理事会(FOMC)は9月15〜16日、日本銀行(日銀)は9月18日の決定会合を控えており、金利の上げ幅と今後の引き締め姿勢が焦点となる。ドルと円の動向が、暗号資産市場の資金面に波及する可能性がある。
米国側ではインフレの高止まりを背景に利上げ観測が強まっており、短期金利先物市場は今回のFOMCで0.25ポイントの利上げを織り込んでいるとの報じられている。議長会見や経済見通しで追加利上げへの姿勢が示されれば、投資家は金利の見通しを再評価する必要がある。
日銀の追加利上げも中心的な見方となっており、円キャリートレードの影響を通じて市場へ波及する可能性がある。円高が進むと資金調達コストが上昇し、投資家が保有資産を売却する動機になる可能性がある。
今週の展開は三つのシナリオに集約される。予想内の利上げと引き締め慎重なら直後の変動は落ち着く可能性がある一方、予想以上の引き締めが示されれば米長期金利の上昇と円高が同時進行し、ビットコインの売り圧力が強まる懸念がある。もう一つは、両銀行が据え置きや慎重姿勢を示すケースで、金利や為替が落ち着き買い戻しの余地が生まれる可能性がある。
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