NY市場でのFOMC追加利上げと日銀会合への警戒感が高まる中、ドル円は上値の重さが意識され、156円台を中心に動く見通しと伝えられている。
米連邦準備制度理事会(FOMC)は年内の追加利上げを示唆し、FF金利誘導目標を0.25%引き上げ、3.75-4.00%となったことでドルが堅調に推移した。日米の利上げ見通しを背景に、ユーロ/ドルは下げる展開となっている。
東京市場では日銀の金融政策決定会合が控え、追加利上げ幅やペースへの警戒感がドル円の上値を抑制するとの見方が広がっている。日銀が政策金利を0.25%引き上げ、来春に向けて3回の追加利上げがあるかもしれないとの観測が市場を慎重にさせている。
ドル円の上値の目安としては、日足の基準線156.64円が意識され、9月初旬の高値160.39円から下落した半値戻し付近が目安として挙げられている。今後の展開次第で日米の政策動向が円相場へ影響を及ぼす可能性がある。
過去の投資家動向としてGPIFの資産配分見直しが円買い要因となり得るとの指摘があり、外国証券投資のヘッジ比率次第で円買い・円売りの局面が生じる可能性がある。GPIFの動向は機関投資家全体へ影響を及ぼすとして警戒材料となっている。