後場の日経平均は前日比3385.56円安の64358.73円でスタート。アドバンテストとレーザーテックをはじめとする半導体関連株の下落が目立つ。銘柄動向とセクター動向が投資心理の重さを示している。
後場の東京市場は日経平均が前場の終値から大きく下げてスタートし、64358.73円まで下落、前引けに比べて下げ幅を拡大した。日経平均の構成銘柄のうち、アドバンテストとレーザーテックが大きく売られ、全体として半導体関連株の下落が相場の重荷となっている。アジア株式市場では上海総合指数がマイナス圏で推移し、香港市場も下落して始まっている。
セクター動向では非鉄金属・電気機器・機械が下落率上位となる一方、医薬品・小売業・不動産が上昇率上位として挙げられている。東京証券取引所プライム市場の売買代金上位にはキオクシアHD、アドバンテスト、ソフトバンクG、太陽誘電、レーザーテックなどが含まれており、売りが先行した一方で一部内需系は資金を維持している。
本日予定の台湾積体電路製造(TSMC)の決算発表を見極めたいとの観測があり、半導体関連株の値動きには引き続き注意が必要とされている。人工知能関連の設備投資負担や金利上昇の影響を警戒する向きが強く、医薬品・小売・不動産などディフェンシブ銘柄へ資金が向かう局面が続く可能性がある。