今後の決算発表を背景に、企業業績の上振れ期待が日経平均を押し上げる公算が大きい。AI・半導体関連を中心とする銘柄群の動向にも注目される。
9月の日経平均株価はインフレ懸念と金利上昇基調が逆風となる一方、米国株の堅調さが下支えとなり、膠着状態が続く展開が想定されている。日経平均の動きは依然として上も下も決まらず、膠着感が継続する見通しとなっている。
企業業績は現在の株価を押し上げる主因として、上振れの公算が大きいとの見方が示されている。決算発表日程に合わせて純利益の市場予想が上方修正されるケースが多く、次の決算期でも同様の傾向が想定されている。
図表1では、2026年度の決算発表と日経平均株価の推移が示され、3月期の決算発表後には通期純利益の増益予想が更新されている。決算期間ごとに日経平均は水準を切り上げる傾向が見られる。
日経平均ウェイト上位20銘柄の動向をみると、上位銘柄は電気機器を中心にAI・半導体関連が多く、ウェイトは60%を超える。市場予想EPSは多くの銘柄で上方修正され、来期の利益見通しは明るいとの見方が広がっている。