不動産関連のオンライン事業を展開するMFSは、IRインタビューでモゲチェックとINVASEの事業概要と成長戦略を説明した。2015年にモゲチェックを開始、INVASEを展開し、2024年6月に東証グロースに上場した。今後は限定優遇金利の拡大やAI活用、オフライン施策の強化などを通じて事業を拡大する方針を示した。
MFSは住宅ローン情報提供のオンライン・モーゲージ・ブローカー「モゲチェック」とオンライン不動産投資サービス「INVASE」を展開している。日本初のモーゲージ・ブローカーとして、複数金融機関の審査申込を統合し、信用力分析を基に最適なローン提案を行う仕組みを整えた。併せて投資用不動産の情報提供と売買支援を行う事業基盤を構築している。
沿革では、モゲチェックは銀行代理の制約を克服する形でASPを活用したビジネスモデルを確立し、2015年に正式サービス化。INVASEは2018年に開始し、2022年にはコンドミニアム社を買収して不動産仲介も手掛ける体制を整えた。2024年6月には東証グロースに上場している。
競合優位性として、モゲチェックはオンラインでローン提案から実行までを完結させ、団信を含む実質金利の比較が可能。INVASEはAIを使ったPスコアに基づく価格評価と透明性の高い情報提供を特徴とし、エリアを東京23区・横浜・川崎の区分マンションに特化している。
成長戦略では、限定優遇金利の拡大、審査データをAIで学習させるサービス改善、クイック申込み拡充、オフラインパートナーの拡大を進める。今後はアプリを使ったワンストップサービス化とUXの改善、売買の透明性維持を推進する。
INVASEの長期戦略ではリスク低減を重視し、エリアと物件の厳選を継続。Pスコアの精緻化と賃料動向の分析を深め、投資家が安心して投資できる環境を提供する。