来週の米国市場はメタの決算発表がAI投資過熱の是非をどう変えるかに焦点が集まる。一方、CPI・PPIの上振れと金利動向が株式の展開に影響を与えそうだ。
来週21日にメタの決算発表が予定されており、AI過剰投資への警戒感を払拭させる可能性が注目されている。加えて、来週以降はGMやNetflix、IBM、テスラ、ニューモント、P&Gなど多数の決算発表が控えるため、AI関連株の動きが軟調となる局面で非AI銘柄への物色が強まるかが問われる。
今週発表のCPIやPPIは市場予想を上回り、特にPPIは前月比1.3%の上昇と21年3月以来の高水準を示した。これを背景に10年債利回りは後半にかけて軟化したものの、今後の金利動向には引き続き警戒感が残る。
来週はFRB関係者のブラックアウト期間入りを控え、FOMCでの利上げスキップがあっても年内追加利上げの可能性が高まるとの見方が市場では指摘されている。経済指標として住宅市場関連の指標の発表も控え、総じて株式市場ではイベント性の高い局面が続く見通し。
主な決算発表としては20日にGEエアロスペース、GM、ハリバートン、Netflix、IBM、Meta、Nextera Energy、Tesla、P&G、22日にBlackRock、Hewlett Packard Enterprise、Newmont、23日にAmerican Express、SLBなどが挙げられている。