日経平均が70,156円まで戻し、7万円台を回復。史上最高値更新へ向け、半導体株・円安・米株高・国内資金の4つのドライバーが今後の動きを左右するとの分析が示された。
日経平均株価は70,156円(2026年10月6日10時35分時点)まで上昇した。最高値は72,831円(2026年6月22日・取引時間中)で、前回の最高値から約3.8%の射程圏に入った。夏の調整局面では61,434円まで下落したが、その後約45営業日で7万円台を回復しており、下値を固めて再び上値を試す局面にある。
今回の上昇を支える4つの主要ドライバーとして、主力半導体株・AI関連株の再加速、円安トレンドによる輸出企業の採算改善と海外利益の円換算効果、米ナスダック・SOX指数の堅調と米長期金利の安定、国内発の自社株買い・資本効率改善が挙げられる。これらが継続すれば、日経平均の上値追いを促す材料になるとみられる。
最高値を明確に上抜けると、過去の高値圏での売りが消え、「青天井相場」に突入する可能性があるとの解説がある。ブレイクアウトは順張り資金の参入を促し、ショートカバーの買い戻しを誘発して上昇を加速させると指摘されている。主力銘柄の寄与度が高い点も、値幅の拡大要因として挙げられる。
今後の焦点としては、日経平均が7万円台を定着させるか、主力半導体・AI関連株のモメンタム維持、米ナスダック・SOXの堅調維持、米長期金利の急騰回避、円高リスクの後退などが挙げられる。前回の史上最高値72,831円のブレイクが最大の関門とされ、最高値突破と主力株の出来高動向が今後のカギとなる見込み。