日経平均株価の急落を背景に、ドル円は157円台半ばへ水準を切り下げた。正午時点の値は157円57~59銭で、前日比は約25銭安となっている。
30日午前の東京市場でドル円は日経平均の急落を受けて圧力を受け、1ドル=157円台半ばへ水準を切り下げた。107銭前後まで下押す場面があったが、その後はやや下げ渋り、正午前後には157円57~59銭で推移した。
前日の欧州市場ではじり高となり一時158円10銭台に浮上。米国市場では長期金利の低下で157円70銭前後に反落し、その後も157円70~80銭台でもみ合いとなった。終盤は米金利の低下基調とハイテク株の下落で下値が重くなった。
日銀決定会合の現状維持が見込まれ、植田総裁の記者会見でのタカ派姿勢が焦点として挙げられていたが、株安が続く場合は反応が鈍いとの見方もある。日経平均の急落がドル円の下値模索を後押ししたとの指摘がある。
ユーロは午前9時以降対円で弱含み、対ドルで強含み。正午現在、1ユーロは176円台後半、対ドルは1.1196~1196と報じられている。