16日正午時点の東京外国為替市場で、ドルは対円158円前後でもみ合い。米長期金利動向を眺めつつ、全体的には動意と方向感が乏しい状態が続く。
16日午前の東京市場では、ドル円が1ドル158円前後でのレンジ内推移となり、正午時点でも同水準近辺での推移が継続していた。時間外の米長期金利の動向を見極める形で、上にも下にも大きく振れる動きは見られなかった。
前日の海外市場では欧州時間にリスク回避の流れが続き、ドル円は157円代へ軟化。米国時間にはPPIなどの指標が強めに出た場面もあったが、すぐに157円50銭台へ押し戻された。その後は米株の反発で一時158円台へ持ち直したが、終盤には再び158円前後へ押し戻された。
午前9時以降も水準は底堅く、仲値前後には158円20銭近くまで上昇する場面があったものの、正午にかけては戻り売りで158円前後へ軟化。米長期金利の動向を眺める姿勢は継続しており、AI関連投資への懸念が相場の上値を重くするとの見方もある。
ユーロは対円で177円台へ反発し、対ドルでは1.1217前後と揉み合い。市場全体としては米金利の動向を注視しつつ、ドル円の大幅な動きは限定的だった。