16日正午時点の東京外国為替市場でドルは155円台前半で推移しており、一時は155円50銭近くまで上昇したものの正午にかけてやや伸び悩んだ。原油高と米長期金利の上昇を背景に買いが先行したが、時間外取引での米利上昇一服を受けて戻り売りも出た。
16日午前の東京市場ではドル円が原油高と米長期金利上昇を背景に買いが先行し、午前9時前には155円40銭台へ浮上する場面があった。その後、仲値前後の実需買いで155円30銭台に回復した後、買いの勢いは152円50銭近くまで伸びたが、午後にかけては水準をやや押し下げた。
正午時点のレートは1ドル=155円24銭~24銭程度で、前日午後5時の154円87~88銭と比べて約37銭のドル高・円安となっている。欧州時間の寄り付きでは一時155円20銭台へ浮上したが、売りが出て再び下押しされた。
午後にはFOMC結果公表を控え、周辺の様子見ムードが強まる見通しとの声が複数金融機関で出ており、正午時点での水準は155円台前半でのもみ合いにとどまっている。ユーロは対円・対ドルともに大きく動かず、1ユーロは179円前後、対ドルは1.1540~1.1542ドル程度で推移した。
全体としては、原油高と米金利動向を背景に買いが先行した場面があったものの、米利上昇の時間外取引の落ち着きとFOMC待ちが影響し、正午前には水準をわずかに下げる展開となった。