シャープが鴻海精密工業の傘下入りから10年を迎える中、国内向けAIサーバー事業へ新たに協業を展開すると発表された。鴻海のEMS能力を活用することで市場拡大を図るとされます。
シャープは鴻海傘下入りから10年の節目を迎える現在、鴻海と協業しての再建を進めている。過去には液晶事業への過剰投資や協業の成果不足が指摘されてきたとされます。
9月15日の記者会見で河村哲治社長はAIサーバー事業への参入を正式に表明し、鴻海からAIサーバーを調達して企業や自治体、データセンター事業者などへ供給する計画を明らかにした。販売は2027年度から開始し、30年度には売上高を2500億円にすることを目指すとされます。
新規事業の動きと並行して、SDPの完全子会社化による財務影響が報じられており、22年度には約2600億円の純損失が計上されたとされます。さらに、社内組織の言語・体制の変化や指示系統の見直しが進んだ時期があり、関係者の間で協業の距離感が議論されたとされます。