鴻海グループとシャープが日本の企業向けAIサーバー市場へ共同参入。エヌビディアGPU搭載の商用サーバーを第一弾として投入し、2030年度の売上高2,500億円を目指す。
鴻海グループ傘下のシャープは、日本市場向けの企業用AIサーバー市場へ共同で参入すると発表した。シャープはNVIDIAのGPUを搭載した商用サーバー「NVIDIA RTX Pro」を自社ブランドとして販売する。初期生産は鴻海グループが海外で行い、将来的には日本国内での生産検討も挙げられている。
NVIDIA HGXシステムを用いた大規模な学習・推論向けサーバーについては、2027年度に受注開始を予定している。
シャープと鴻海は、日本市場の部品供給逼迫や納期遅延といった現状課題を踏まえ、鴻海のサプライチェーン資源を活用して需要と供給を結びつける体制を整える。
シャープの試算では、日本国内のAIサーバー市場規模は2030年度に4兆円と予測され、そのうちシャープは2,500億円の売上を目指す。2030年には市場全体が5兆~6兆円規模になると見込み、4~5%のシェア獲得を狙う。