キッセイ薬品工業は2027年3月期の通期業績予想を下方修正。血管炎治療薬「タブネオス」を巡る承認時の資料の信頼性問題を受け、厚生労働省が製造販売承認取り消しを含む手続きを進めている状況を踏まえ、特別損失を計上した。純利益は前回予想から33億円減らし、100億円台を見込む見通しとなった。
キッセイ薬品工業は、2027年3月期の通期連結業績予想を修正した。タブネオス関連で特別損失を計上することになり、純利益は前回の予想から減額される見込みという。なお、修正の背景には血管炎治療薬の承認審査における資料の信頼性の問題があるとされる。
厚生労働省はタブネオスの製造販売承認取り消しを含む行政手続きを進めているとされ、承認審査に関する今後の対応が焦点となっている。キッセイ薬品はこの状況を受けて財務予想を見直したと説明している。
松本市に拠点を置く同社は、今回の修正で特別損失計上を含む新たな財務見通しを公表した。今後の公表内容には、他の財務指標や影響の範囲についての追加情報が含まれる見込みである。