29日の東京外国為替市場では円が3日ぶりに反落し、1ドルは157円台前半へ。米長期金利の上昇と日米金利差の拡大を背景に円安・ドル高の動きが進んだ。
29日の東京市場では円が3営業日ぶりに反落し、午後5時時点でドルは157円37銭〜41銭、円は15〜17銭程度の円安となって推移した。前日米長期金利の上昇を背景に日米金利差の拡大を意識した動きが円売り・ドル買いを誘った。
前日の米長期金利は5.27%近辺まで上昇し、原油先物価格の上昇もドルを押し上げる要因となった。FRBの追加利上げ観測がドルを支える一方、中東情勢の緊張による原油高が継続しているとの見方が続く。
日米の財務当局者は円安けん制の姿勢を再度示し、正午ごろには円買い・ドル売りが一時的に強まる場面があった。午後には新規材料難から157円20銭〜50銭のレンジで推移し、方向感を欠く展開が続いた。
市場の焦点は米消費者景気信頼感指数とJOLTS、日銀短観と金融政策決定会合の主な意見公表へ移り、日米の金融政策の方向性を見極めたいとの声が広がった。