米市場の動向を背景に、押し目買いを狙う買い意欲が市場の展開を左右する見通しとなっている。FRBの追加利上げ懸念後退や長期金利の低下が材料視され、日経平均の水準回復を見極める動きが想定される。
2日の日本株市場は、売りを一巡させた後の底堅さを見極めつつ、押し目待ち狙いの買い意欲の強さが意識される展開になると見込まれる。前日の米国市場ではダウが小幅高、ナスダックも小幅高と推移し、長期金利の低下が材料視された。FRBの副議長が次の行動決定まで時間がかかる可能性を指摘したことで追加利上げ懸念は後退した。
日経平均株価は直近で大きく上昇しており、日経先物は夜間取引で68450円付近から一時67790円まで下落する場面があった。一方で8月の水準69608.24円が射程に入る水準で、押し目買いの動きは警戒感を背景に強まっている。前日はマイクロンの決算などを背景に半導体・AI関連株へ資金が集まっていた。
米雇用統計の発表を控え、積極的な売買は抑えられる可能性があるが、アドテストや東京エレクトロン、キオクシアHDといった銘柄の動向を睨みつつ、利食い局面ではTOPIX型へのリバランスが意識される場面も想定される。前日の急伸の反動やボリンジャーバンドの水準を踏まえ、過熱感には注意が必要。