21日の市場では、9月貿易収支が赤字になる見通しで1兆1056億円、輸出と輸入の伸び率、訪日客数の予想が伝えられている。合わせて英CPIの動向や日銀のオペ実施予定、インドのインフラ産業生産など海外指標にも注目が集まる。
21日には財務省が公表する9月の貿易統計と、日本政府観光局(JNTO)による9月の訪日外客数が発表される。市場コンセンサスでは貿易収支が1兆1056億円の赤字となる見通しで、輸出は前年同月比20.1%増、輸入は20.0%増と予想されている。前回値は輸出が19.3%増、輸入が28.0%増だった。訪日外客数の市場予想は309万8900人で、前回実績を上回る水準となるかが焦点となる。
金融政策面では日本銀行が午前10時10分から国債買い入れオペを実施する予定で、対象銘柄は残存期間ごとに分かれており、オペ結果は債券市場の需給動向の指標となる。海外では英国の9月CPIが日本時間午後15時に発表され、前年比で3.1%の見通しとなっていることが市場に影響を与える見込み。インドの9月インフラ産業8業種生産高は4.8%増が見込まれている。
表の時刻と予想値、前回値を併記した一覧は市場の動向把握に有用で、各指標は時刻に合わせて公表される。本文の裏付けとして、貿易統計・訪日客数・英CPI・インドの生産高といった要素が挙げられる。