産業ファンド投資法人が第38期決算を発表し、1口当たりの実績分配金は4,094円となった。期末のポートフォリオは111物件、資産規模は5,357億円で、有利子負債比率は52.2%だった。
産業ファンド投資法人は第38期(2026年7月期)の決算を公表した。IIF堺ロジスティクスプロセッシングセンター(底地)など4物件の取得と匿名組合出資持分1件の取得があり、IIF泉大津e-shopロジスティクスセンター(底地)など4物件を売却した。これにより賃貸収入は増加した一方、物件売却益の減少と修繕費・支払利息の増加により前期比で9.3%の減益となった。
期末のポートフォリオは111物件、資産規模は5,357億円、有利子負債比率は52.2%となった。1口当たりの分配金は4,094円で、利益超過分配金を含む。今後の見通しとして第39期は賃貸収入や売却益の増加が見込まれるものの、減価償却費や支払利息の増加により前期比で2.4%減益を見込む。第40期は売却益の減少が見込まれる一方、修繕費の減少などにより前期比0.4%増益を見込む。
1口当たり分配金の目標は従来の3,600〜3,800円から4,200円へ上方修正されたほか、売却益を除く分配金の年率成長目標は3.0%超を目指す。今後も内部成長と物件入替えを進め、データセンター投資機会の検討も進める。