トヨタとWaymoは高岡工場で自動運転ハードを組み込んだbZ4Xを2027年に日本で初期運行開始と発表。米AuroraはCharger Logisticsとの間で500台の無人トラック所有・運行に向けたMOUを締結した。その他にも複数の自動運転関連動向が同時期に進展した。
今回の動きの中心は、日本の自動車メーカーと海外の自動運転事業者が協調して量産車を市場へ投入する体制が具体化した点にある。トヨタとWaymoは豊田市の高岡工場でbZ4Xを自動運転対応車として生産し、将来的には英国など海外市場にも供給する計画を示した。生産工程を同一工場で完結させることで品質管理と標準化が進み、初期運行は日本国内を中心に段階的な展開が想定されている。
一方、米国では無人トラックの事業モデルが現実のビジネスとして動き出している。AuroraはCharger Logisticsとの間で500台の無人運転トラック所有・運行に向けたMOUを締結し、2027~2028年の車両納入を想定する。Driver as a Serviceの形で資本負担を緩和しつつ、フリート拡大を目指す。TeslaはCybercabの顧客納車を2026年末に開始する目標を掲げ、NHTSAは自動運転車向けの新たな照明基準案を公表した。
百度は世界モデル「Apollo World」を発表し、仮想走行を1日最大10万km生成できると説明。リアル走行データだけでなく仮想空間での学習・検証を組み合わせ、実走と仮想の循環開発を進める方針を示した。Waymoは米国5都市でサービスエリアを約250平方マイル拡張し、ラスベガス空港で完全無人送迎を開始。実運用の拡大と法人向け連携の強化を同時に推進している。
日本企業関連ではT2が無人・有人切替拠点での自動発着に成功し、2027年の商用運行導入へと繋げる計画を公表。ティアフォーはNVIDIA HyperionとHalosを活用してレベル4開発を強化する取り組みを発表し、日本の自動運転ソフトウェア企業が国際的基盤へ接続する道を開いた。Pony.aiはinDrive、NVIDIAと共にカザフスタンでのRobotaxi導入を検討するMOUを締結した。WaymoとRampの連携により法人向けの経費管理連携も進んだ。