日産・KDDIが横浜で自動運転車10台を同時運行開始。つくば市の有償路線や上士幌町の地域交通実証など、多数の国内実証が進む一方、Waymoなど海外の動向として安全データの公表や新車開発の進展も報じられている。
日産・KDDIが横浜みなとみらい・関内地区で自動運転車10台を同時運行させる実証を開始した。運行はレベル2で、乗降地点は28カ所、運行時間は8時30分〜16時、乗客定員は3人、セーフティドライバー同乗の体制。通信量の検証や遠隔監視の安定性、実務運用の設計に焦点が当てられている。
つくば市では関東鉄道が運行主体となる有償定期路線の本格運用が開始され、運賃は190〜310円、最高速度40km/h、定員15人で、将来的にはレベル4を目指す計画。上士幌町では町民向けのロボットタクシー実証が開始され、地域交通としての活用検討が進む。
Waymoは2億7130万マイルの運転者なし走行データを公表し、傷害事故が従来比で約82%減、重傷事故は約95%減などと報告。Auroraは2030年に3万台超の無人トラックを稼働させる構想を示し、DaaSモデルへ移行する方針を明確化した。
California州はSB 1246を署名し、遠隔支援者の配置や現地対応を義務化、運用開始は2028年を予定。Dubaiは自動運転の試験・認証拠点を整備しており、世界的な認証体制の構築が進む。
日本企業の動向として横浜の10台同時運行、つくばの定期路線、有償運行、上士幌の地域交通実証が進展。車両だけでなく遠隔監視・通信・現場対応など「無人運行システム」全体の実証・整備が課題として浮上。