NY市場は中東リスクと原油高の影響を見極めつつ、米9月中古住宅販売の動向が焦点となる。ドル円は軟調ながら下値は限定的との見方が伝えられる。
13日のNY市場は中東情勢の緊迫と原油相場の高止まりを背景に、ドルが軟調に推移する一方で下値は限定的になる展開が見込まれる。市場は米国の住宅市場動向を示す9月の中古住宅販売件数に関心を集め、住宅ローン金利の高止まりが取引に与える影響が焦点となる。
ドル・円は158円14銭、ユーロ・ドルは1.1196ドル、ユーロ・円は176円90銭、ポンド・ドルは1.3250ドル、ドル・スイスは0.8325フランで寄り付いた。原油市場ではNY原油先物が約92.24ドルで高水準を維持、トランプ大統領とプーチン大統領の供給合意報道で一時89ドル台まで下落した後、回復した。
中東ではサウジ首都の空港が攻撃を受け、死傷者が発生。攻撃はイエメンの武装組織によるものとされ、紛争が周辺国に広がれば原油供給への懸念が高まる。原油需給の不確実性が相場に影響を及ぼす可能性がある。
FRB高官の発言にも注目が集まる。クリーブランド連銀のハマック総裁は金利は上昇が必要だが時期はオープンマインドとし、6月以降の利上げ観測は後退気味。ムサレム総裁も今後6〜9カ月での利上げ可能性を示しつつ、10月のFOMCではオープンマインドで臨むと語った。