10月8日の米ドル・円は方向感に乏しい展開が見込まれ、原油相場の振れや日米長期金利の動向が市場の注目点となっている。中東情勢の動向や米国の政策要因も影響を与える可能性がある。
7日のニューヨーク市場ではドル・円が158円40銭まで上昇した後、157円90銭まで反落し、158円09銭で引けた。原油価格はイランによるホルムズ海峡の船舶攻撃の継続と、ロシア・ウクライナ戦争の激化を背景に上昇したが、その後は下落へ転じた。債券市場では長期金利が上昇局面にあったが、原油の動向とともに動きが出た。
本日8日もドル・円は方向感に乏しい展開が見込まれる。米10年債入札の好調で金利は低下してドルの重しとなる一方、FOMC議事要旨(9月開催分)の内容はタカ派的と受け止められ、日米金利差を意識したドル買いが根強い。日銀の今月開催日銀会合を前に円売り圧力は残るが、158円台での為替介入警戒感が重くの推移を抑える可能性がある。