OpenAIの売上予想下振れ報道をきっかけに朝方は日経平均が一時892円安に振れたが、午後には回復して小幅安で推移した。米国株の動きや長期金利、原油、円相場などが日経の動きに連動し、来週の注目指標・決算に向けた展開が意識された。
日経平均は9日の取引で69,030円と前日比11円安で終え、3日続落の後に見た目以上の乱高下を見せた。朝方にはOpenAIの売上予想低下報道を受けて一時892円安まで売られたが、買い戻しが入り大きく下げ幅を埋めた。
米国市場では3指数が反発し、ダウは上昇。米長期金利は5.24%付近と高水準で推移し、原油はWTIが約91ドルと高止まりしている。ドル円は158円台前半で推移し、原油と金利の動きに振り回される局面が続いた。
市場はAI関連銘柄の動きに注目。ソフトバンクグループの下押し要因が日経平均を押し下げたものの、反動体株の押し目買いで全体の下げは抑制された。消費者景況感を示す指標は依然として低調な様子だった。
来週は米国の大手銀行決算とCPIの発表が予定されており、日経の節目となる7万円突破のカギはAI期待の持続、長期金利・原油動向、CPIと銀行決算の3点に絞られる見通し。