spaceXの黒字化決算を市場は好感したが、日本株の上値は重く推移。AI部門の急成長とStarlinkの加入者拡大を受け、決算後の米市場や国内信用市場の動きも混在して伝えられている。
spaceXが米時間の決算発表で初の黒字を報じられたことを受け、日本市場は寄り付きから上昇した。AI部門の売上高は76億ドルに達し、前年同期比で830%増と驚異的な伸びを示したほか、クラウド事業のデータセンター契約も急速に拡大。Starlinkの加入者数は1,360万人を超え、衛星インターネット事業の利益率は21.4%となり、AI関連の収益寄与が目立った。
市場の反応として、日経平均は一時1300円超の上昇もあり、AI関連銘柄の買い戻しが中心だったとの指摘がある。10/16時点の信用買い残は6兆6,640億円、売り残は6,672億円で信用倍率は約10倍と、買い戻しの力が乏しいとの見方も伝えられた。ソフトバンクGに関連するCDSは急上昇し、ニュースを受けて同社株価の上値を抑えるとの見方もある。
決算後の動きとしてspaceXは米国市場で窓開け上昇9%超え。イーロン・マスクはテスラとの経営統合の可能性を検討する特別委員会の設置を明らかにし、今夜のテスラ決算にも注目が集まる。さらには今後の決算発表としてメタ、テスラ、IBM、テキサス・インスツルメンツ、ラムリサーチの動向が市場の焦点となっている。