ドル円は9月8日に一時153円を割り込み、9日〜10日の米国債入札総額1190億ドルに市場の注目が集まった。日銀の利上げリーク報道や原油高・米金利動向も相場の材料となっている。
ドル円は9月8日に一時153円を下回る動きを見せた。直近で5営業日で7円下落しており、足元では自律反発の局面を見せている。日銀の利上げ予想の前倒しが一部材料として挙がっていたとの声もある。
9日〜10日にかけて米国債入札が実施され、総額は1190億ドルと見込まれている。前回は10年債・30年債の利回りが高止まりして需要が弱い状態だったため、今回の入札動向が金利水準へ影響する可能性が注目されている。
財務省のバイバックオペの拡充方針も伝えられ、長期国債の買い戻しが市場流動性と金利にどう影響するかが焦点となっている。原油高や米国金利上昇の動きと合わせ、ドルのリバウンド要因となるかが見どころだ。
豪ドル円は長期的な上昇トレンドを維持しているとの見方がある一方、日銀・米金利・原油動向などの材料がクロス円全体の動きを左右している。市場では9月の利上げ観測や金利差の変動に注意が続く。