9月7日、ドル円は155円の節目を下回る急落を呈し、円高が進行した。この記事は取引時間帯の動きと背景材料を整理して伝える。
9月7日16時30分頃のロンドン時間にドル円が155円の大台を割り込み、5分足レベルで急落した。市場では円高方向の動きが顕著になり、日中の値動きが注目された。
日銀の資金循環統計によると、この時期に日本当局の為替介入は確認できなかったとされ、円高を説明する一因として、円売りポジションの解消・円キャリーポジションの決済が挙げられているとの見方が示されている。また、これまでの財政や金融政策の前提には大きな変更はないとされる。
テクニカル面では、ドル円の上昇トレンドの押し目ラインが154.77円で支えられなかった場合、次のターゲットは151.93円付近になる可能性があるとの見方が示された。さらに、形状として変形三尊の可能性を指摘する解釈もあるとされる。
原油価格の上昇とドル相場の関係性について、ドル高の相関が崩れつつあるとの指摘や、米国の金利見通し・財政動向が円高・ドル安の局面にも影響を与えているとの解説が添えられている。個人投資家はドル円の下落を機会とみて買い向かっているとの観測も伝えられている。