先週の米物価指標は強めだったがドル高の勢いは限定的。来週のFOMCを控え、ドル円は158円を中心に方向性を探る展開が見込まれる。
先週の米物価統計は強めの結果となったが、ドル高の勢いはそれほど強まらず、ドル円は157.50円〜159.00円手前のレンジを中心とした推移だった。今後も追加利上げ観測は一部高まったものの、市場全体の動きには大きな影響が及びにくい状況が続いた。
今週は米経済指標の発表予定が目立たず、FOMC前のブラックアウト期間に入ったことでFRB関係者の発言機会も減少している。そのため材料不足感が出ており、ドル円の方向感は限定的と見込まれる。
ドル円は来週27日と28日に開催されるFOMCをにらみつつ、様子見ムードが強まる可能性が高い。158.00円を中心とした推移が続く可能性が高く、157円台半ば近くでは買いが出る展開が予想される。
ユーロの動きはデモの混乱再燃などを背景に不安感が残り、ユーロ円やユーロドルに影響が出る場面もある。ドル円中心の展開ながら、主要通貨の相場動向にも警戒感が広がっている。