防衛関連銘柄の本命銘柄や分野別の注目株、最新テーマを2026年版として整理。御三家を中心に中小型・出遅れ株、無人機・レールガン・宇宙防衛などのテーマ銘柄も網羅している。政府の防衛費増額や武器輸出緩和などのニュースとともに、株価の動きの事例も紹介される。
防衛関連銘柄の本命として長年市場をリードしてきた三菱重工業(7011)、川崎重工業(7012)、IHI(7013)の御三家は、国内防衛装備品の契約実績や国策の影響を受けて市場注目度が高い。過去10年間のトータルリターンは、それぞれ約18〜22%、約12〜15%、約14〜17%と概算されている。加えて、三菱電機(6503)と日本製鋼所(5631)も防衛分野の存在感を強めており、次世代技術の導入や海外展開を進めている。
「防衛御三家」を補完する本命5選として、IHIの自衛隊戦闘機用ジェットエンジン国内シェア約7割や、川崎重工の潜水艦・大型航空機の実績、三菱重工の日英伊共同開発の主契約者としての立場が挙げられるほか、日本製鋼所はレールガンなど次世代技術関連での取り組みが紹介される。2024年度の防衛装備品契約実績は1兆4,567億円、2025年度の防衛予算は約8兆7,000億円となっており、GDP比2%達成を目標とする動きが続いている。
最新テーマとして、ゴールデンドーム構想・無人機・レールガン・宇宙防衛・サイバー防衛といった分野の関連銘柄が取り上げられ、SHIFTや理経といった中小型銘柄にも防衛関連の機会が広がっている。SHIFTは防衛産業へ進出するコンサルティング事業を設立し、日本製の防衛テックを支援する動きが伝えられ、理経は防衛省向け電子部品・機器の売上を伸ばしている。政府対応として、防衛費の増額・防衛装備移転三原則の緩和などが進んでいることが指摘される。
国内外の動向と政府の対応により、防衛関連銘柄への注目が高まっている点が整理されている。高市早苗氏の新総裁就任後の株価動向の例として、三菱重工業の株価が急騰した事例も紹介されている。防衛関連銘柄の長期投資の有効性や、ドルコスト平均法を用いたリスク分散の考え方も併せて説明されている。