片山財務相は16日朝、為替を「高い緊張感を持って注視すべき」と述べ、必要であれば躊躇なく行動に移す姿勢を改めて示した。前日には介入対応を巡る発言が揺らいでいないことを強調している。
片山財務相は16日朝、為替相場について「高い緊張感を持って注視する必要がある」と述べた。前日には「必要だったら躊躇せずに行動する」とも発言しており、市場の変動に対して機動的に対応する姿勢を改めて示した。
15日に日米が協調して為替介入に踏み切った際の発信について、財務相は「全くぶれていない」と強調した。その上で、必要と判断すれば躊躇なく行動に移す考えを明らかにしていた。
今回の発言は、為替市場で円相場の動向に神経質な展開が続く中で出たもので、政府・日銀による為替介入への警戒感が市場で意識される局面において、財務相が口頭でけん制する姿勢を示したことになる。
一連の発言は、為替の急激な変動が実体経済や企業活動に与える影響を踏まえ、当局として市場を注視し続ける意思を内外に伝える狙いがあるとみられる。