片山財務相の円安牽制発言をきっかけに、東京市場のドル円は一時的に下落した後に反発し、クロス円も動きを見せた。背景にはNY原油の動きや米債利回りの水準が影響とみられる。
東京午後のドル円は上げが一服し、前日の158円台回復を経て朝方は約158.37円へ上昇した。しかし、片山財務相が円安牽制の発言をしたために一時的に下落し、約157.80円付近まで値を下げた。その後は再び上昇へ転じ、午後には朝方の高値を上回って158.40付近まで戻した。
ユーロドルは1.13ドル台を挟んだ狭いレンジでのもみ合いとなり、前日高値の流れを引き継ぐ形で推移した。クロス円については、売りが一服した後に再び上昇へ転じる場面が見られ、ユーロ円は一時179円台前半へ下落後、180円台へ回復した。
豪ドル円は豪雇用統計の発表を受けて上下に振れ、対ドルでの下落から一時0.7018ドル付近まで下げる場面もあったが、その後ドル高につられて再び上昇。午後には111円台半ばまで上値を伸ばし、豪中銀利上げ観測が根強いとの見方も背景にある。