光電融合関連の需要拡大を受け、デクセリアルズと精工技研が成長戦略を強化。デクセリアルズはフォトニクス事業の売上目標を引き上げ、精工技研は生産能力拡大を進める。
デクセリアルズは光半導体を中心とするフォトニクス事業を成長柱に据え、データセンター向け需要の拡大を取り込む。2026年5月に中期経営計画を上方修正し、最終年度の売上高目標を1640億円へ引き上げ、フォトニクス事業の目標を従来の150億円から325億円へ大幅に増額した。株主還元方針として配当性向40%、DOE7%以上、総還元性向60%を掲げ、2026年下期には登米事業所に新ラインを稼働させる計画を示した。
精工技研は光ファイバー接続の研磨機を中心に、データセンター向けAI需要の拡大に対応。前2026年3月期の売上は約301億円、営業利益は約77億円と急拡大し、中期経営目標を1年前倒しで達成。光製品は売上の約3分の2を占め、光接続ニーズの高まりが収益を押し上げている。北米向けの部品を含む生産能力の増強も進み、Intelli-Cross Proの生産数量を2026年10月をめどに現在の5倍へ引き上げる方針を示した。