AIブームの陰で、世界を支えるのは日本企業の材料と製造装置。半導体材料と製造装置分野で日本企業が世界トップクラスの地位を占める現状と、個人投資家おけいどん氏と半導体商社経営者新川裕也氏の解説を紹介する。
半導体市場はエヌビディアやTSMCといったスター企業が注目されがちだが、その舞台裏では日本企業の存在感が大きい。材料と製造装置の分野で、日本企業は世界シェアを高く維持しており、今後の投資判断にも影響を与えうる実力があることを、実務家の視点から詳しく検証する。
シリコンウェーハをはじめとする材料分野では、日本企業が世界シェアの約半分を占める。ウェーハ供給のトップ2は信越化学工業とSUMCOで、両社を合わせ世界シェアは約6割に達する。最先端の分析や製造工程に欠かせない高品質ウェーハを日本企業が提供している現状が強調される。
半導体製造装置の分野でも、日本企業は露光装置や洗浄装置といった領域で顕著な地位を維持している。材料に比べ地味との指摘はあるが、設計・製造の基盤を支える重要性を改めて認識させる内容となっている。
本記事は、個人投資家のおけいどん氏と半導体商社・トナリズムを経営する新川裕也氏の共著『3倍・5倍・10倍の神株が続出! 半導体株&AI株 投資大全』からの抜粋・再構成であり、日本企業の実力と投資先としての可能性を伝える構成だ。