東京応化工業は郡山工場に半導体用フォトレジストの新製造棟を完成させ、投資額は230億円、11月稼働開始を予定している。新棟は自動化・デジタル化を進めたスマートファクトリーを目指す。
東京応化工業は福島県郡山市の郡山工場において、半導体用フォトレジストの新製造棟を完成させた。投資金額は230億円、建築面積は4800平方メートルで、11月の稼働開始を予定している。
同社はEUV用やArF用などの先端材料を含むさまざまな半導体用フォトレジストを製造しており、今回の新棟建設は中長期の市場成長を見据えた供給能力の拡大と製品品質のさらなる向上を目的としている。2024年7月に着工した計画で、同社によればフォトレジストの製造棟としては世界最大級となる。
新製造棟は製造ラインの自動化・デジタル化を進めたスマートファクトリー化を推進する。高い安全性と生産効率を追求し、世界最高品質のフォトレジストの製造を目指す方針を示している。
同グループは中期経営計画 tok中期計画2027の下、サプライチェーンの強化と高品質製品の安定供給を図る設備投資を今後も検討するとしている。今後の半導体市場拡大を踏まえた生産基盤の拡充が重要テーマとして位置づけられている。