1日のニューヨーク市場でドル・円は157.23円まで下落後158.25円まで上昇し、158.05円で引けた。原油高と米金利差の動き、労働市場の堅さを背景にドル買いが継続する可能性がある。介入警戒も依然として強い。
1日のニューヨーク外為市場でドル・円は157円23銭まで下落した後、158円25銭まで上昇し、158円05銭で取引を終えた。円安是正の介入警戒感とドル買い材料が混在する展開だった。
原油価格は中東情勢の緊迫化を背景に上昇しており、米国のインフレ圧力が警戒されやすい地合いとなっている。市場では日米金利差を意識したドル買いが根強いとみられる。
米労働市場の堅さを示す指標として、米新規失業保険申請件数が市場予想を下回って減少したほか、9月ISM製造業景況指数の価格が上昇したとの報告がある。
ジェファーソンFRB副議長が金利据え置きを示唆した報道はドル買いの一服材料となる場面もあり、FRB高官の発言には引き続き注意が必要とされている。日本の財政悪化懸念による円売り圧力も残る中、介入警戒と金利差・原油高の綱引きが今後も続く見通しだ。