今日の海外市場では、米長期金利の高水準維持を背景にドル・円の動きが伸び悩む展開となり、日米協調介入への警戒感が残る。原油安が続く中で、今後の動向は中東情勢と米長期金利の推移次第となる見通しだ。
28日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩みそうな動きとなった。米長期金利は高水準を維持し、ドルは割安感から買戻しが入りやすい局面が続くとの見方がある一方、米大統領の円安牽制を背景に日米協調介入への警戒感が強いとの指摘があった。
原油相場は前週末のニュースで大きく下落したが、FRBの引き締め懸念から長期金利は高水準を維持。ユーロ・ドルは1.1410ドル付近から1.1380ドル台へ軟化し、ドル・円は一時156円90銭台へ下落後、再び157円付近へ戻した。
今後の海外市場では、中東情勢の動向と米長期金利の推移が手掛かりとなる見通し。ホルムズ海峡の開放は依然不透明で、原油相場の値下がりが限定的でない場合はドル買いが先行する可能性がある。一方、雇用関連統計の発表が続く中、過度な上昇は見込みにくいとの見方もある。
日米協調介入への警戒感は根強く、ドル売り・円買い圧力は継続すると予想される。158円台へ浮上しても上値は重いとの見方が多い。