5日午前の東京市場では円安ドル高が進行し、1ドル158円35〜38銭付近。米中間選挙で民主党が上下両院の多数派を確保したと報じられ、米政局不確実性の後退が円売りを促す動きとなった。
5日午前の東京外国為替市場で円は下落して始まり、9時時点で1ドル=158円35〜38銭と前日比で円安・ドル高となった。米中間選挙で民主党が上下両院の多数派を奪還する見通しが強まり、米政治を巡る不確実性が後退。これを受けてドルを買う動きが優勢となり、ユーロも対円で上昇した。
米議会の勢力図はAP通信の推定で上院54対44、下院237対147となり、民主党が上下両院の過半数を握る見通し。トランプ大統領は結果を受け入れる姿勢を示し、相場の警戒感が和らいだとの報じられ方があった。
相場は結果発表に沿って動き、4日の東京時間には民主党優勢の観測で株価が急落しドル円は158円60銭台から157円30銭台へ急落したが、材料出尽くしで日経平均が6万円を割り込まずに戻す展開となった。欧州時間には再び円安方向へ振れ、結局158円台後半での推移となった。
米原油先物は大幅安となり約1カ月ぶりの安値を付けた。原油高の懸念が和らいだことが円相場を下支えし、米データの反応は限定的だった。今後も米雇用統計の発表を控え、上値の重さが指摘される一方で為替市場は神経質な動きを続ける見通し。