7月PPIが市場予想を下回り、9月の米利上げ観測が後退。ドル円は159円半ばで膠着し、日米協調介入警戒感が交錯する展開となった。
14日の市場で7月の米生産者物価指数(PPI)は前月比横ばい、前年比4.7%上昇と予想を下回り、FRBによる9月利上げ観測が一段と後退した。ドル円は159円半ばで膠着し、押し目買いと介入警戒感が交錯する状態が続いた。
東京市場でのドル円相場は午前9時時点で159円43銭前後。前日に159円近辺まで下落した後、終盤には159円50銭台へと水準を切り上げた。7月PPIの結果を受けて市場は方向感を欠く展開だった。
金利先物市場が織り込む9月の利上げ確率は35%へ低下。FRBの利上げ見送りの観測が強まる一方、中東情勢のリスク要因としてドルの支えになる要因も残る。油価は下落し、原油市場の動向もリスク選好に影響した。
韓国ウォンは1410ウォン台を維持。ニューヨーク市場の動きやNDFの水準、油価の動向が影響。市場の焦点は8月の米物価指標と日銀の政策動向へ移っている。今後は159円を中心としたレンジ相場が想定されている。