日米財務相がノースカロライナ州アッシュビルのG20会議で対面し、協調介入直後の円動向や為替の動きを巡って協議した。ベセント米財務長官も日銀総裁と別途会談した。
日米財務相は8月31日にノースカロライナ州アッシュビルで開かれていたG20財務相・中央銀行総裁会議の場で会談した。両者は円相場の動きや7月31日に実施した円買い介入の効果について協議したとみられる。協調介入後の対面は初めてとなる。ベセント米財務長官は日銀の植田総裁とも会談した。
円安・ドル高の水準は28日にNY市場で1ドル=160円台をつける場面があり、市場では介入の効果を巡る見方が分かれている。財務省は介入期間中の総額を月次ベースで15兆3993億円と公表しており、これはこれまでの月次介入額の最大を更新したとされる。
8月31日以降の為替動向について具体的な結論は示されず、政府・日銀が今後も適切な対応を取る可能性があると報じられている。今回の会談は、日米両国が為替安定のための措置を継続して協議していることを示唆している。
ベセント氏は報道インタビューで日本政府と日銀が円高につながる措置を講じると述べ、日銀の利上げに対する市場の期待感を示唆したと伝えられている。